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和室から洋室へリフォームする際に気を付けたいこと【完全ガイド】

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代表プロフィール 愛知県名古屋市出身 1988年生まれ 2010年 大手ハウスメーカー就職 2012年 新卒新人賞・新人賞 ダブル受賞 2013年 全国優秀賞受賞 2014年以降 SUUMOリフォーム実例...
Tfamily代表

ここでは過去に数百件以上のリフォーム工事に携わり、数千円から1億円規模までいろんな物件に関わってきた代表の経験や考えを知に、今リフォームを計画されている方の一助になればという思いでコラムを執筆しています。

今回は和室を洋室にしようと検討中の方必見。
費用相場や工期、失敗しないためのポイントまでプロが解説します。
和室と洋室のそれぞれの特徴もわかりやすくまとめました。

目次

はじめに

昔ながらの住宅には必ずといっていいほどあった和室。

しかし近年は生活スタイルの変化に伴い、和室を洋室にリフォームしたいと考える方が増えています。

畳の手入れが大変」「フローリングの方が掃除しやすい」「ベッドや洋風家具を置きたい」など理由はさまざま。

ただし、和室から洋室へのリフォームは見た目を変えるだけでなく、構造や断熱、収納の使い勝手まで関わるため注意点が多くあります。
この記事では、リフォーム業者の視点+ユーザー目線で、和室から洋室へリフォームする際に気を付けたいことを徹底解説します。


和室と洋室の構造の違いを知ろう

和室の特徴

・畳の厚みが5〜6cmあるため床が高い
・床下に調湿を考慮した構造が多い
・仕切りは襖や障子
・壁は砂壁や聚楽壁など自然素材
・天井は竿縁天井が一般的

和室参考事例

洋室の特徴

・フローリングが基本
・壁はクロス仕上げが多い
・仕切りはドアや洋風の引き戸
・収納はクローゼットが主流
・天井はクロス仕上げや板張り

洋室参考事例

この違いを理解していないと、「畳を撤去してフローリングを張っただけ」の中途半端な洋室になってしまいます。


床リフォームの注意点

床工事は和室→洋室リフォームで最重要ポイントです!

1. 床の高さ調整

畳の厚み分(約5〜6cm)を撤去すると床が低くなり、廊下や他の部屋との段差が生まれます。
段差は転倒リスクになるため、必ず高さを合わせる工事が必要です。

2. 下地の補強

和室の床は畳を前提に作られているため、合板が薄く強度不足のことがあります。
補強せずフローリングを張ると床鳴りや沈み込みの原因になるため事前調査が必要です。

3. 断熱・防音対策

畳は断熱性・防音性に優れています。
フローリング化すると冬は冷えやすく、下階への音漏れも増えます。
断熱材や防音材を入れることで快適さを保てます。

4. 床材の選び方

無垢フローリング:自然素材で質感◎だがコスト高
突板フローリング:一般的。見た目と価格のバランス良し
防音フローリング:マンション規約に対応可能
クッションフロア:低コストで施工可能


壁リフォームの注意点

仕上げ方法

  • 石膏ボード+クロス仕上げ(最も一般的)
  • 既存壁を塗装(費用を抑えたい場合)
  • 珪藻土や漆喰(自然素材派におすすめ)

注意点

砂壁はそのままクロスを貼ると剥がれやすいので、必ず下地処理が必要です。


天井リフォーム

  • 和室の竿縁天井を残すと和の雰囲気が残る
  • 石膏ボードを張ってクロス仕上げにすることで洋室らしさが出る
  • 天井が低い場合は白系クロスで開放感を演出
天井を既存のままにした参考事例

建具・収納リフォーム

襖・障子

  • 洋風のドアや引き戸に交換
  • 内窓設置で断熱・防音性をアップ

押入れ

  • クローゼット化が主流
  • 奥行きが深い場合は棚を設置して収納効率を改善

照明・電気工事

  • 和室は中央に引っ掛けシーリングが多い
  • 洋室はダウンライト・間接照明が人気
  • コンセントの数が少ないので、増設すると便利

バリアフリーの観点

段差の解消や引き戸の採用は将来の暮らしやすさにつながります。

  • 床の高さを揃える
  • 出入り口を引き戸にして開閉しやすくする
  • スイッチ・コンセントの高さも調整可能

施工の流れと工期

施工の流れ

  1. 施工範囲・搬入動線の養生
  2. 解体(畳・壁・天井などを撤去)
  3. 下地工事(床補強・壁下地調整)
  4. 配線・配管工事(必要に応じて)
  5. 内装仕上げ(床材・壁紙・天井材)
  6. 建具・収納工事
  7. 仕上げ・清掃

これらは大枠の流れとなります。
施工現地の状況によって順番等が変わります。

工期目安

  • 床だけフローリング化:約3〜5日
  • 床+壁+天井:約1〜2週間
  • フル洋室化(建具・収納含む):約2〜3週間

よくある失敗事例と回避策

失敗1:冬に床が冷たい

→ 断熱材を入れていないのが原因。施工時に対策を。

現状がどうなのか把握することから始めるのが大切です。

失敗2:段差でつまずく

→ 床高さ調整不足。廊下と同じ高さに仕上げる。

既存の状態ではほとんどの場合下地調整が必要です。

失敗3:収納が使いにくい

→ 押入れをそのまま残したケース。クローゼット化がおすすめ。

特に注意したいのが奥行きです。リフォーム後に何を収納したいのか明確にしておくことが重要です。

失敗4:コンセント不足

→ 家具を置いたら隠れて使えない…。配置計画を事前に立てる。

工事着手前と工事着手後の解体完了時の2回は確認することをお勧めします。


費用シミュレーション

6畳和室→洋室

  • 最低限プラン(床のみ):約15万円
  • 標準プラン(床+壁+天井):約45万円
  • こだわりプラン(収納・建具含む):約80万円

※戸建てかマンションか、使用する素材によって増減します。

Tfamilyではこのような簡単な概算見積もりもお出しすることができます。
検討前、予算感をつかむためにだいたいの費用は把握しておきたいでよね。
その費用が想像していた金額通りであれば詳細の検討に入っていけるかもしれませんし、金額的に余裕がなければ将来的な計画になったりもします。

詳細な見積もりを提示するとなると現地調査や打合せが必要になったりもしますので、先ずはこちらからLINEにてお問い合わせいただくだけで簡単に回答いたします。


ユーザー事例

事例1:子ども部屋にリフォーム

「和室を洋室にしてベッドと学習机を置いたら、子どもが勉強しやすくなりました。掃除もラクです。」

事例2:来客用の洋室に

「畳の部屋を洋室に変えてゲストルームに。ベッドを置けるようになり、親戚が泊まりやすくなりました。」

事例3:寒さ対策で断熱材を導入

「冬に寒すぎたので、断熱材を入れました。今ではとても快適です。」


工事前チェックリスト

①床の段差解消はされるか?
断熱・防音材を入れるか?
➂壁と天井はクロス仕上げにするか?
④押入れはクローゼットに変えるか
⑤照明・コンセントの配置は適切か
予算と優先順位を整理しているか?


まとめ

いかがでしたでしょうか。

和室から洋室へのリフォームは、ただ畳をフローリングに替えるだけでは不十分です。

  • 床の高さ調整と断熱・防音
  • 壁・天井の仕上げ材
  • 建具や収納の使いやすさ
  • 照明やコンセントの位置
  • 将来のバリアフリー性

これらをしっかり考えることで、失敗のない快適な洋室が完成します。

和室から洋室リフォームは「見た目」+「暮らしやすさ」+「将来の安心」を意識することが成功のカギです!

次回のコラムもお楽しみに!

↓是非ご覧ください↓

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