当サイトにお越しいただきありがとうございます。
初めての方はこちらからTfamily代表プロフィールもご覧ください。

ここでは過去に数百件以上のリフォーム工事に携わり、数千円から1億円規模までいろんな物件に関わってきた代表の経験や考えを知に、今リフォームを計画されている方の一助になればという思いでコラムを執筆しています。
今回は『トイレリフォームで気を付けたいこと』をお届けします。
トイレは毎日必ず使う空間であり、住宅の中でも使用頻度が高い場所です。
そのため、リフォームをする際には「快適さ」「清掃性」「将来の安心」をしっかり考慮することが大切です。
しかし実際には「便器だけ交換すればいい」「安い工事で済ませたい」と考えてしまい、結果として後悔するケースも少なくありません。
ただ「便器を交換するだけだから簡単」と考えてしまうと、後から
- 水漏れ
- 配管不具合
- 内装の劣化
- 使い勝手の悪さ
といったトラブルや後悔に繋がるケースが多くあります。
この記事では、名古屋市でリフォーム事業を営む私の視点から、お客様がトイレリフォームで気を付けるべきポイントを 図解を交えて分かりやすくご紹介します。
トイレリフォームの工事内容と流れ
リフォームにはいくつかのパターンがあります。
パターンごとに見ていきましょう!
便器交換だけの場合
最もシンプルなのは、古い便器を取り外して新しい便器に交換する方法です。
配管位置が合えば工期も短く、費用も抑えられます。
工程としては
- 既存便器撤去
- 配管位置確認
- 新しい便器設置
- 試運転・動作確認
といった形になります。
新しい便器にはリモデル仕様・リトイレ仕様というのがあるため既存の便器の配管の位置と新しい便器の配管の位置が違っても配管アジャスターを使用することで問題なく設置することができます。
参考リンク:https://trs.jp.toto.com/blog/68/post_2401w-toilet-for-remodeling
内装も含める場合
便器の交換と同時に床のクッションフロアや壁紙を張り替えると、見た目が一新します。
床材は耐水性が重要で、安い材料を使うと水染みやカビの原因になりやすいので注意です。
工程としては便器交換だけの場合の工程の新規便器設置前に内装工事(壁・天井のクロス仕上げや床のフロアタイル・クッションフロア仕上げ)が必要になることです。
配管・レイアウト変更を伴う場合
トイレの位置を変えたり、和式から洋式に変える場合は配管工事が必要です。
この場合は工期が数日以上かかることもあり、費用も高くなります。
レイアウトを変える場合はほかに付随する工事の兼ね合いもあるため工程説明難しいですが、ほかの水廻りとセットで計画する場合は1週間若しくはそれ以上に工事日数がかかることもあります。
トイレリフォームでお客様が気を付けるべきポイント
便器の種類と選び方
タンク式:安価で工事がしやすい。停電時も使える。

タンクレス:デザイン性が高く、掃除しやすいが高価。

一体型:見た目はスッキリするが、故障時に部分交換ができないこともある。

【注意点】
名古屋市の住宅は築年数が古いと給水圧が弱いケースがあり、タンクレスが使えない場合がある。
床・壁・天井の内装材選び
トイレは湿気とアンモニア臭がこもりやすい空間です。
耐水性・消臭機能のあるクロスやフロア材を選ぶと長持ちするといわれますが、どこまで行ってもゼロにはできません。
そこでおすすめなのはお手入れをしやすくすることです。
床材であればクッションフロア(CF)やフロアタイル・壁仕上げ材であればタイル又はパネル材をうまく組み合わせることが重要です。
床材はフローリング・壁仕上げ材はビニルクロスと安易に選びがちですが、毎日使うところなのでここは慎重に計画することが大切です。

配管・電源の位置確認
ウォシュレット付き便座を選ぶ場合は電源コンセントの位置が重要で配線が見えることで見た目がすっきりしなくなることもあります。
計画段階でしっかりと位置の確認と見た目を把握しておくと満足いく空間となります。
また、古い住宅ではアースが取れていないこともあるため要確認。
追加費用になる典型例
「コンセントが無い → 電気工事が必要」
「配管位置が違う → 床を壊して配管工事」
バリアフリー・将来の使いやすさ
先のことは誰にもわからない部分がありますが、少なくとも近い将来(5年程度)のことを考え後からでも計画できるようにしておかないとせっかくリフォームしても、また手を加えないといけません。
そんなことにならないように気を付けておきたいポイントを紹介します。
- 手すり設置用の下地補強
- 段差解消
- 引き戸への変更
これらは今すぐ必要なくても、将来必ず役立ちますので今は必要なくても必ず検討はするようにした方がいいです。
工事費用と追加費用の注意点
トイレリフォームと調べると広告等では「5万円~」など安い金額が目立ちますが、 実際には 撤去費・廃材処分費・内装工事費 がかかることが多いです。
【把握しておくといい費用内訳】
・既存便器撤去費
・トイレ内の内装工事(クッションフロア・パネル材やビニルクロス等)
・新規トイレ本体(リモデル仕様or標準仕様)及びアクセサリー類
・新規トイレ及びアクセサリー類設置取付費
・既存便器及び内装材の廃材処分費
【その他費用】
・入口建具取替費(建具本体だけの取替か建具の枠ごと取替か確認)
・窓枠の取替費(窓のついているお宅では内装が一新されると窓枠を変えていないだけで古いのがすぐわかり悪目立ちします)
・照明器具取替費
等々、たくさんありますがここで上げた内容は最低限確認したり検討したりしないと後悔することにつながります。
工期と工事中のトイレ問題
便器交換だけの場合:半日~1日
便器交換に内装も含む場合:1日~2日
配管工事も含める場合:2日~1週間
工事中はトイレが使えません。
仮設トイレを手配するか、近隣施設を利用できるか確認が必要です。
トイレ本体のメンテナンスと掃除のしやすさ

フチなし形状 → とても掃除がラクです。

防汚加工 → 黄ばみや汚れがつきにくい。

お掃除リフト→ワンプッシュでウォシュレットの前方が持ち上がる便利なリフト機構。本体と便器部の間をラクにお掃除できます。

「見た目」も大事ですが「掃除のしやすさ」を優先した方が、結果的に満足度が高いです。
できたばかりは見た目も満足度が高いですが、住宅設備機器は時間が経過するとともに見た目重視した商品は飽きやすくよく後悔している人を見かけます。
掃除のしやすさを優先することでのちの生活のストレス軽減に間違いなくつながります。
失敗事例と成功事例
まとめ
トイレリフォームは「便器を替えるだけ」と思われがちですが、実際には 配管・内装・将来設計まで考える必要があります。
失敗しないためには、
・便器の種類や機能をよく比較する
・内装材は耐水性・消臭性を重視する
・追加費用や工期をあらかじめ確認する
この3つを意識することが大切です。
名古屋市でリフォームを検討される方は、ぜひTfamilyに相談してみてください。
後悔のないトイレリフォームを実現しましょう!
↓是非ご覧ください↓
その他情報
↑気になる方は画像をタップ↑
↑気になる方は画像をタップ↑
↑気になる方は画像をタップ↑
Tfamilyではお客様一人一人の要望にお応えするために最善のご提案を心がけています。
是非お問い合わせください。